文字の書きぶり、書の風格から感じられる趣のこと。
と説明してありますが、書道を初めて間もない方には、理解が難しいですね。
それで、楷書 唐の時代の三大家と北魏の造像記を私なりに書いて比べてみました。
1は、キリッと引き締まった感じ文字の書きぶり、書の風格から感じられる趣のこと。
と説明してありますが、書道を初めて間もない方には、理解が難しいですね。
それで、楷書 唐の時代の三大家と北魏の造像記を私なりに書いて比べてみました。
1は、キリッと引き締まった感じ臨書とは、お手本を見ながら書くことです。
お手本とは、基本的に古典(長い歴史の中で残された名蹟)のことで、形臨(けいりん)
意臨(いりん)背臨(はいりん)があります。
古典を学ぶ時、法帖(ほうじょう)を習います。
形臨は・・・古典の造形を忠実にまね、学習する方法。
意臨は・・・古典のもつ性情や気分を中心に学ぶ方法。
背臨は・・・形臨、背臨を習熟したうえで、手本を離れて古典を見ないでその文字を再現する方法
※法帖 古人の筆跡を手本・鑑賞用として折り本に仕立てたもの。
初心者の方には、レベルが高いように思われるでしょうが、高校書道でも古典の臨書は沢山
取り上げられています。
最初は形臨から入りましょう。
教室で古典の臨書を進められたら、是非やって下さい。
古典を臨書することにより、表現や技法、鑑賞力が養われます。
字形の組立て方について・・・上下から成る文字「かんむり」その他
うかんむり くさかんむり あめかんむりなどがあります。「安」 「花」 「雲」などです。
上の字と下の字は必然的に扁平な形に変化します。
また、上下の割合を考えて文字の中心に気をつけて書く必要が
あります。
月例の「玄筆」の課題には、隷書 楷書 行書 草書 の四体があります。
最初から、全部練習するのは難しいと思われますので、楷書と行書の五文字、六文字を習うよ
うにします。そして、草書 隷書と増やしていきます。
又それと並行して、古典の臨書をします。
古典(長い歴史の中で残された名蹟)の臨書をする事により、筆力の強弱、線の太細などの
変化を学ぶのです。と同時に鑑賞する楽しさも増えます。
習いやすい古典から、入っていきましょう。
唐時代の楷書、王羲之の集字聖教序、蘭亭序などです。
技術が身につけば、色々な古典を習えます。
長く続けて、楽しく学びましょう。
のし袋や手紙文など書けるようになる事も大切ですが、先人が残した作品を鑑賞することも
楽しいですよ。
字形の組立て方について・・・へんとつくり
へんとつくりは、正方形を縦に二分して組み合わされています。
「紙」「転」などの字ですが、へんとつくりを同じスペースにおさめるのではなく、へんの
多くはつくりより狭く書くようにするとバランスが整います。
小学五年生が、練習している尚朴書道会の課題です。
「地球」はつくりを広くとって書かれています。
このように正方形を二分してない字もあります。
※半紙の中心に点線を入れています。
「単純形の字」とは、へんやかんむりがない字です。
楷書の形は右肩上がりですので、字の中心を考えて書きます。「東」「金」「雨」など
中心に縦画が無いため、中心の位置がつかみにくい字もあります。「見」「耳」「在」など
小学生は三年生ぐらいから、大人の方は基本点画の筆使いの課題の中で練習します。
へんやつくり、かんむり、しんにょうなどの字画の多い字を練習するのは、小学五年生ぐらい
から、大人の方は半紙に課題四〜五文字を書くようになってからです。
四ヶ町のアーケードで7月3日(土)〜7月11日(月)まで開催されます。
現在、小学生お清書頑張ってます!
このような展示をして頂き、書道教室をしている私達にはとても嬉しいことです。
子どもさんのご家族の方、とても楽しみにされていています。
今回の課題、3年生「星合」ほしあい 七夕の意味で 織り姫と彦星の恋を表現した
TVアニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマ。
聞いてみました。とてもいい曲でした♬
基本点画の筆使い・・・しんにょうについて 「近」「延」