2021/04/30

基本的な筆使いとは

以前、漢字の基本的な筆使いのお話をしました。

左から:①点 ②横画(おうかく)③縦画(じゅうかく)

左から:④そり・曲がり ⑤左払い・右払い ⑥折れ
これらを基本点画と言います。

初心者の方が教室に来られて、お手本を書く時、基本点画が学べる字を書きます。

例えば、川 水 日 月など…。
最初は半紙に、二文字、四文字、五文字、六文字と字数が増えていきます。
そして、同時進行で小筆の練習に入ります。

幼稚園、小学一年生のお手本はひらがな、小学二年生からは漢字になります。
名前も一緒に練習します。
ひらがなについては、また別の時にお話しします。


最初は、誰でも起筆(きひつ) 送筆(そうひつ) 終筆(しゅうひつ)からなる
「一」の練習から始めます。
筆の打ち込む角度、進める速度、力の入れ加減を理解し、習得するには何回も練習する
ことが大切です。


書を学ぶうえで、知っておいてほしいこと!

漢字には、五つの書体があります…五体(ごたい)
篆書(てんしょ) 隷書(れいしょ) 楷書(かいしょ) 行書(ぎょうしょ)
草書(そうしょ)です。
それぞれの書体の特徴については、次回に説明します。