2021/05/03

小学校の書写で習う文字は漢字の楷書とかな・カタカナです!

小学三年生から、書写が始まりますが、文字を「正しく整えて書く」のに、楷書や

ひらがなを習うのは点画がはっきりしていて、わかりやすいという事があるかと思

います。

大人の方が、書道を習われる時も、小学校で習って何十年も経っているので、

初めから教えて下さいと言われます。大人の方も、横画から習います。


基本点画の筆使い・・・横画(おうかく)について  

筆を約四十五度の方向から入筆し軽く止めて(始筆)右の方向へ筆を進めます(送筆)

筆先の方へ軽く押し上げるように止めます(終筆)

トン・スー・トン 私は三過折(さんかせつ)と習いましたが、三折法(さんせつほう)

ともいいます。

横画には、線の方向が違う三種類があります。

一画目は上に反り、二画目はまっすぐ、三画目は下に反っています。

一画目、二画目、三画目の間隔は同じです。

字形は、正方形に近く、右肩上がりに書きましょう。

毛筆と硬筆の違いは、線の太細です。形のとり方は同じです。

書道用語が出てきます。少しずつ覚えましょう!


書を学ぶ上で知っておいてほしいこと!

前回、五体のお話をしましたが、時代的に一番古い順に篆書(てんしょ)隷書(れいしょ)

草書(そうしょ)その後、楷書(かいしょ)と行書(ぎょうしょ)がほとんど同時につくら

れました。篆書より古い文字に古代文字、殷代の甲骨文(こうこうつぶん)金文(きんぶん)

があります。