小字を書かれる時、 小筆は三分の一から二分の一程おろして使いますが、その時指でほぐすよ
うにします。
時々穂先だけおろして、何回も墨をつけては書くという事をされてますが、これでは、毛先が
すり切れてしまいます。
また洗い方ですが、小筆は毛の部分を全部使いませんので、大筆のように水洗いをせず、半紙
やティッシュペーパーに水を含ませて軽く墨を拭き取るようにします。
書く紙の大きさ、筆の種類によって、扱い方は違います。
小学生で名前や年賀状を小筆で書いてましたが、中学で細字
(表書き)を練習します。
毎年この課題を練習させます。
最初は、1枚の半紙に十八文字を書くのは大変そうでした。
けれど、中学三年間で作品に取り組む姿勢も変わり、集中力も養われ、上手になっていき
ました。今では、両親に頼まれて、のし袋を書くそうです!